倍数体

 福島原発事故(東電原発事故と呼ぼうという意見があった)以来、放射能で持ち切りである。放射能が怖いのは、遺伝子(DNA)を破壊するからだと言われている(*1)。一方、植物では、倍数体(*2)が知られており、有名なのは、ツユクサ(*3)で、遺伝子としては違いがないが倍の遺伝子を持つオオボウシバナは、2倍体のツユクサよりも大きい。

 植物だけではなく、動物でもこうした例はあるようだ(*4)。そして、同じ遺伝子を複数持っていれば、放射線による損傷にも有利に対処できるのではないかと考えた。人間は2倍体だから、1つの遺伝子が1カ所損傷を受けても、別の遺伝子が存在するから修復ができる、機能を損なわないのであれば、4倍体であれば、もっと放射線に強くなるはずだ。4倍体と言わず、8倍体とか12倍体などでは、極めて放射能に耐性ができるのではないだろうか。
ただ、そうした「ヒト」は、普通の「ヒト」とは違ってくるのだろう。ツユクサの例でもわかるが、体が大きくなるなどの外見上の違いが現れるかも知れない。

 核(原子力)をいったん使ってしまった人類には、放射能汚染が進むことしか残されていないと思う。その世界で生き残るには、どうしたらいいのだろうか。被曝を防ぐのはもちろんだが、汚染が進めば意識しても被曝が避けられなくなるだろう。食べ物によって、放射性物質の排出が促されるという話も見つかるが真偽はよくわからない。

(追記 2011/04/05)
被曝したら、水を飲まない(一時的に)、塩、みそ汁、玄米を食べたらガンを発症しなかったという話が紹介されています(*5)。
(追記終)


 




















(1) 放射能の危険性
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-genpatsu-5.htm
(抜粋)
放射線を浴びると、原子・分子から電子がはじき飛ばされ(イオン化し)、それが生物の遺伝情報が入っているDNAの場合、DNAの鎖が破壊されたり、2本の鎖をつなぐ塩基が壊されることがある。被曝したあとすぐに(せいぜい数週間後に)出る急性障害と、数年、場合によっては数十年後に出る晩発性障害がある。
(抜粋終)

(2) 2倍体と4倍体
http://blog.zige.jp/pastral/kiji/71219.html


(3)-1 ツユクサの青色の花(左)とオオボウシバナ(右)
http://www.kagakudojin.co.jp/maru_shoku/shashinkan3/3-5/3-5syasin1.html

(3)-2 ヤブガラシに2倍体と3倍体があることが判明
http://www.nibb.ac.jp/pressroom/column/view.php?no=34

(4)-1 異質全雌三倍体ニジマス「深雪ます」(仮称)の作出
http://www.ari.pref.niigata.jp/nourinsui/seika07/katuyou/33/070233.html

(4)-2 「天然採苗 二倍体カキ」と、 「人工採苗 三倍体カキ」
http://www.nishiokisuisan.com/shop/chigai.html

(5) 原爆で被爆しても原爆症が出なかった人たち―3
http://otsukako.livedoor.biz/archives/30327358.html
(抜粋引用)
1945年8月9日、長崎に原爆が投下された。その爆心地から、たった1.8kmのところで、当時聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士と病院関係者は全員被曝した。
 博士は焼けただれて痛がる人々に、「水を飲んではいかんぞ!」と大声でどなった。おそらく直観的に、血液の濃度を保ち、血液を水でうすめることなくガードしようとしたのだろう。((注)たしかに戦地で、傷の深い重傷の兵士に水を飲ませると、すぐに死んでしまうという記録がある)
 さらに博士は、次のように職員に命令したという。
「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」(秋月辰一郎著「死の同心円-長崎被爆医師の記録」講談社刊・絶版)
(引用終)
関連記事
プロフィール

室生端人 muroutahito

Author:室生端人 muroutahito
ようこそ!

Google 検索

Google

WWW検索

ブログ内検索

カテゴリ
最新記事
最新コメント
新着+関連
最新トラックバック
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
メールフォーム

*メールフォーム