東電福島第一原発の怪光

 東電福島第一原発の怪光が話題になっている。私が知る限り、この怪光(最初は緑と伝えられた)は、3/22 が最初だと思う。

3/22のツイッターより
RT @jin00001: #kaminoseki #genpatsu #nuclearjp RT @hanayuu: 『〔写真〕福島第一原発からまたも「緑色の光」が発光している 』低気温のエクスタシーbyはなゆー|http://bit.ly/fe4m99

〔写真〕福島第一原発からまたも「緑色の光」が発光している
http://alcyone.seesaa.net/article/191988614.html
(引用)
37 名前:M7.74(東京都)[]
投稿日:2011/03/22(火) 21:04:25.39 ID:eq0O+Ji+0 [1/4]

ふくいち また光ってるやん。。。
http://uproda.2ch-library.com/355360IAd/lib355360.jpg
(引用終)

いくつかのブログでその後取り上げられ、いろいろな説があってよくわからないが、核燃料に関係するものであろうことは確かだろう。以下のサイトでそのまとめがされている。

福島第一原発の青い光まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130105764258831201

1 臨界に伴う青い光
これは臨界状態に達した核物質の周囲の空気が強いX線またはガンマ線(または水中などの特殊な物質の中ではベータ粒子など)のパルスによって電離されるために生じるものである。

2 チェレンコフ光
ガラスや水のような透明な物質中を荷電粒子が通過する際、それが光速度を超えた場合に、通過する荷電粒子が作る電磁場の作用で物質から青い電磁波、つまりチェレンコフ光が放出される。

ここには候補が出ていないが、最初は、青というより緑に近かったので、ウランの蛍光ではないかと思った。

3 ウランの蛍光(緑)
X線またはガンマ線(または水中などの特殊な物質の中ではベータ粒子など)で励起されたウラン(プルトニウム)が蛍光(緑)を発する。

紫外線照射によるウランガラスの蛍光とは
http://uranglass.gooside.com/UV/UVexp.htm

少なくとも、核燃料に起因した発光であるとして、その発光が外部から観測できるということが、よくわからない。
格納容器=厚いステンレススチールの容器であるから、ひび割れ程度でははっきりとした発光が確認できない。
燃料プール=かなり深い位置になるので横方向に光が漏れることは予測しにくい。

よくわからないまま、ずっと時間がすぎてしまったが、ようやく昨日気がついた。3号炉は 3/14に爆発(東電は水素爆発といっているが、水素爆発ではないという説が有力 鋼鉄が溶けて曲がっている(800℃以上の高温)、音速を超えた上方向の爆風、黒い煙)で、核燃料(数百トンとも言われる)が飛散して、一部は3号炉付近に落ちているはずだ。

黄色い雨がもたらすもの
黄色い雨がもたらすもの(2)

3号機西側約20メートル地点のがれきの中にとんでもない物がある模様
http://logsoku.com/thread/hatsukari.2ch.net/news/1301320671/

3号機建屋か 放射線900ミリシーベルトのがれき撤去 これまでで最大値
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/dst11042320340044-n1.htm

Advice for the people of Japan
http://llrc.org/
(簡易訳)
何百トンものUraniumとPlutoniumが、使用済み核燃料プールからなくなっていますが、いかなる当局筋もこの危険に関して何も言っていません。 彼らは、最大1760トンの使用済み核燃料がサイト(核燃料プール)に格納されたのを知っていました。 高解像度航空写真によれば、爆発後、格納容器の屋根(上部)の(核燃料)プールにあった核燃料の幾分かが、そこにないことを示しています。

なぜ、3号炉の飛散物かと言えば、一時期 発光が2つになったことがあった。それもかなり近い位置である。

4/11のツイッターより
@muroutahito
こちらにまとめが。http://bit.ly/fjTIwg 発光の数が増えたということはあまり良いことではありませんね。@curlinggubbe ふくいちカメラで毎晩、緑に光る3号機付近の右にかなり強い緑の発光が現れた。1号機?かなり明るい。放射線の蛍光作用とするとぞっとする。



再度位置を確認すると、3号機より4号機よりの位置とのことだった。その後 いつの間にか、また3号機あたりの1つになった。(写真はふくいちカメラの映像のコントラストと明るさを調整したもの)こうしたがれきは随時撤去していると記事にあるが、大量の核燃料は被曝が恐ろしいから撤去も難しい可能性がある。がれきであれば、ほぼむき出しあるいはそれに近い状態で存在するから、発光が観測できてもおかしくないだろう。

仮に、がれきだとすれば、2のチェレンコフ光は候補から外れる。飛散したがれきが水の中にはないだろうと思われるからである。3の蛍光であれば、どうということはない(核崩壊によりごく当たり前に起こること)が、1の臨界に伴う青い光であれば、かなり困ったことになる。なにも被うものがないがれきで、臨界が起こっていることになるからである。その臨界は常時臨界ではないかもしれない(臨界に伴い膨張し、臨界ではなくなり、また臨界に を繰り返す、東海原発の事故のように。)が、とても人間が近づけない状態ではないかと思われる。

専門家はどうみているのだろうか。



(追記2011/04/30)
ツイッターで情報をいただいた。
corara3 akonno
@muroutahito 突然失礼します。ここ数日ふくいち画像で光を見ていたのでなるほどたいへん参考になりました。おととい(28日)は結構青っぽく強めの光で、昨日はすこしぼんやりと大きめでした。22日のは暗緑色でした。

日によって、色も強さも変わるということは、状態が不安定という事かも知れません。本日の夜の様子は、比較的暗い緑色ですが、強めの青になると臨界の疑いが出てくるのかも知れません。


(追記終)

(追記2011/05/09)
たぶん 5/8(白煙、黒煙が出た後)からではないかと思われるが、怪光に変化がある。もとからあった丸い発光の大きさが大きく明るく青くなっているし、その隣に線状の発光がある。あまりよろしくない傾向だと思う。


(追記終)

(追記2011/05/12)
ふくいち 19時台の写真集がYouTubeにあげられていた。日によって明るさ、大きさ、数、形が変わっているのがわかる。

ふくいち/19時台の変化(2011.03.10~04.10) (Fukushima I Nuclear Power Plant)
http://www.youtube.com/watch?v=eTCQXYemzXI
(追記終)

(追記2011/05/13)
ふくいちカメラと原発全景を比べると
1号炉 2号炉に隠れてほとんど見えないほどの位置 鉄骨は残っている
2号炉 左から2本目の鉄塔の裏側、唯一建物の外観が確認できる建物
3号炉 左から2本目の鉄塔の右側 建物はほとんど倒壊している
4号炉 左から2本目の鉄塔と3本目の鉄塔の間 鉄骨が残っているので建物の輪郭はわかる



常時見えている発光は、3号炉の付近 5/9に確認した横長の発光は、3号炉か4号炉の屋上あたりではないかと思える。4号炉は定期点検中で、原子炉に核燃料はないから、核燃料プール内の発光かも知れない。


5/13 19:00 のふくいち 明るさ、コントラスト調整済み 5/9の様子に良く似ている。
(追記終)
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